about my hip joints

【臼蓋形成不全】前方アプローチによる寛骨臼移動術(SPO)の経過を記録していきます

術後1日目

ここからは病室での毎日の様子を書きます。



GICUから戻った日は母親が来てくれて、ちょうどわたしが病室に着く直前に母親も来たところで、超ナイスタイミングでした。

その日担当の看護師さんから①朝の採血でヘモグロビンの値が低かったので、手術で使わなかった自己血を体に戻す②ちっちゃい心電図みたいなのをつけると説明され、処置を受けました。

心電図がうまくデータ転送されないということで、3回くらいやり直しに来てて、大変だな~と思いました。

ここでも先輩看護師さんが登場し「どこに貼ったの?」「もっとこのへんに貼らんとさー」と指導されていて‥‥看護師さんにはよくある風景なんですね(笑)

なんかいろいろ話してる間にあっという間に12時になっていて、病室でお昼ごはんを一緒に食べました。

ちっちゃい心電図みたいなの、右手の人差し指に挟むタイプで、はしがめちゃめちゃ持ちにくい‥‥
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昼食終わってしばらくして、自己血を体に戻すために整形外科の先生(M先生ではない)が来てくれましたが、ここで事件が!

「なにこれ?どうやってやんの?このタイプやったことないわ」「え、こう?‥‥できた?あれ、なんか漏れてない?うわ、やばいやばい」「これ穴あいてない?あ、穴あいてるわ。ほら、ここ。ごめん穴あけた」

なんと、来てくれた先生の力が強すぎたのか、自己血が入っている袋に穴があいてしまった様子!

「ちょっと、なにやってんですか先生‥‥」「筋トレのしすぎですよ(たしかにめちゃ体育会系!って風貌の先生でした)」「こんなことある?穴あけたとか初めて見た‥‥」と騒ぐ看護師さんたち。

仲がいいのは伝わりますが、患者の真横でする話か?(笑)

血が垂れて、病室の床と先生の手が刺殺現場みたいになってました。

挙げ句の果てに「ごめん、俺このあとオペあるから行くわ!ここ任せていい?」と先生は立ち去って行きました‥‥まじか‥‥

看護師さんがあとから「自己血は医師じゃないと繋げないんで、誰か先生が来てくださるまで待ってもらわないといけなくて‥‥すみません‥‥」と謝りに来ましたが、謝るべきはあなたじゃないのに‥‥難儀な‥‥

夕方、M先生も様子を見に来たときに謝ってくださりました。(M先生が行けない時間だったので他の先生にお願いしたらしく‥‥)



そのあと、わたしがまだ全身怠くてあまり話す気力がなかったこともあり、母親は帰りました。

まあ、ひたすら横になっているだけです。

動けないので尿道カテーテルつけられており、トイレも行く必要なし。

ずっと同じ姿勢はつらいので、ときどき未手術の左足と腕を使ってお尻を浮かせてみていました。

看護師さんが定期的に様子を見に来ていました。

自己血は、昼とはまた別の先生が夕方前くらいに来て繋げてくださりました(笑)
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なんか手術中は結局1袋も使わなかったらしいです。(3回も採りに行った意味‥‥?)



あと、夕食前に担当の理学療法士Oさんが来てくれて、ベッドから車イスに移動できるか試したのですが‥‥

点滴の針が手の甲に入っているので痛くて手で体を支えられません!

「え~、手の甲にやられちゃったんですね‥‥」「それだと力入れられないですね‥‥今日はやめておきましょう」と言ってくれて、その日は何もやらずに終わりました。

どうして手の甲に針を入れることになったのか、まったく思い出せませんが、結局翌日も足が痛すぎてできなかったので結果オーライです。(また書きます)